資質をコントロールする(強み編②)_社協時代
おはようございます
やっぱりこうなってくるのか、、、ぐぬぬぬな男、ふくおです。
なかなか記事が書き上げられず、4日間もかかってしまいました。。
(時間がそもそもかけられなかったのもありますが。。。)
前回、自分の資質を強みとして活かせていたチャリティーサンタの活動を分析してみました。
今回は、弱みとなっていた「社協時代」をみてみます。
社協時代
2016年に冬、大学院1年生だった僕は自分の人生に悩んでました。
チャリティーサンタの活動にどっぷりハマり精力的に活動していく中で、
素敵な人たちにどんどん出逢い、いろんな生き方があることを知りました。
また工学系だったのですが、自分は研究職よりも人と直接関わることで役に立てる働き方をしたいと思うようになっていました。
「人材育成」「地域福祉」「まちづくり」といった方向にいきたい。
その中で、このまま大学院にいる意味はあるのだろうか、、、と1年間ぐらい考えていました。
そんなある日、これまたチャリティーサンタの活動で繋がった県社協のさんのFBに社協職員募集の投稿が上がりました。
社会福祉法人ではありますが、地域の福祉に幅広く関わる半官半民のような組織です。
エントリーするにあたって社会福祉士の資格が必要な場合が多かったりします。
また毎年職員募集をするわけではなく、枠も2、3人取れば多かったり、募集の時期がバラバラだったりするので、そういった意味では狭き門な訳です。
その時の募集は、社会福祉士の資格不要、次年度の4月採用、3名程度の募集でした。
FBを見たときは、
「社協かー!地域福祉の仕事はありやなー!ボランティアコーディネートとかサンタの活動を活かせるし、社協をサンタの活動にも活かせるなー!あり!」
ぐらいの気持ちでした。
その日は、ちょうど夕方からその職員さんと仲間の画家さんたちが作っているフリーペーパーの記事の企画で「学生と議員が政治について対談する」という企画でした。
その対談がおわった時に、
画家さんと職員さんに、
「今日の対談見てて思ったけど、社協受けてみたら?ちょうど募集してるし」
と言われました。
すごくご縁的なものを感じたのと 自分でも気になっていたので、
「これもご縁だ!よしやってやるぞ!」と
一念発起して1ヶ月地域福祉の勉強をしました。
教材は当時の彼女(今の奥さん)が専門分野だったので教材を借りて図書館にこもって勉強していました。研究はそっちのけ。笑
「社協にいくのは運命だ!」くらいの思い込みっぷりで、
試験にのぞみました。
ペーパーの手応えはありませんでしたが、面接では好感触でした。
余談ですが、待機していた部屋は終始ぴりぴりしたムードでしたが、ラスト3人になったときにちょっとしたきっかけで会話が生まれて、いい感じの2人だったな〜と思っていたら、2人とも受かっていて、3人とも同じ課の同じ事務所勤務で運命感じました。笑
勤務が始まってからも同期(結局5人採用でした)には本当に助けてもらい、特にその2人にはしょっちゅうお世話になっていました。
大学中退のことは、社協が決まってから相談し、
決めてしまっているなら話してもしょうがない、あんたの人生だから好きにすればいいけど、本当にもったいない!金返せ!と言われました。
まあ僕が親だったらやっぱりそういうと思います。笑
そんなこんなで、とうとう社協マンとしてデビューしたわけです!!
(前置き長い、、、本題はここから)
あれ、こんなに仕事できないの?
僕は、ボランティアコーディネート関係の仕事ができたらと思っていましたが、
配属された部署は総合支援課、係は日常生活自立支援係、通称「日援」。
社会的に困っている人を直接的に支援する係で、日援以外には生活困窮者の支援、就労支援、後見人としての支援などをします。
僕が配属された「日援」は、知的、精神的、認知症などの理由によって、日常的な金銭の管理や行政の手続きなどが自分1人だと難しい方へ、通帳と印鑑をお預かりして、日常的な金銭の管理や行政の手続きをお手伝いするという仕事でした。
ゴリゴリの個別支援な訳です。笑
ボランティア活動は人並み以上にやってきたつもりでしたが、
まさか精神的な障害を抱えている人をお手伝いする仕事をするとは思っていませんでした。
そして、何を隠そう、この世でもっとも苦手なことが「金銭管理」と「行政の手続き」でした。。。。笑
不安と期待の入り混じった社会人スタートでしたが、
一番できなかったことは「スケジュール管理」でした。
メモをとる習慣はホテルでバイトしていたときに、
比較的習慣づいていたような気がしていたんですが、
「〇〇さんがくる」「〇〇さんに会いにいく」「〇〇をここまでに提出する」の漏れが大変多く、いろんな人に迷惑をかけてました。
人様のお金をさわる仕事でもあるので、書類作成やお金の計算なども必要だったりで、そこでもミスも多かったです。
人間関係にも多少悩みました。笑
よくもわるくもみんな「仕事」として働いているので、その奥にある仕事に対する情熱や想いみたいなものを話す機会はあまりなかったです。なんのためにやっているのかとか。そういったところを大切にサンタでは活動していたので、そこのギャップはしんどかったですね。
ただ、まあ基本的には「きちっとやる」がなかなかできないポンコツやろうでした。。。
あのころの僕は、5つの資質で考えると
共感性←また失敗した、ああこんな風に思われているんだろうな、、↓
利用者さんが安心してくれて嬉しい!↑
最上志向←利用者さんが“普通”に暮らせるようサポートする、踏み込みすぎてはいけない、、↓
適応性←利用者さんの様々なトラブルを解決する!やりがい!↑
スケジュール管理が壊滅的、、、↓
着想←こういう時はこういう対応が良いというパターンをアレンジ
自我←できない自分って思われてるんだろうな、、↓
社会的には大切な仕事!↑
って感じで、
強みとして活かせる場面もあれば、弱みになってしまっている時もありましたね。。
「ちゃんとやろう」「きちんとやろう」が積み重なって、プレッシャーで自分で自分を潰してしまった気がします。
できない自分に落ち込み、周りの目を気にして落ち込み、仕事中にいきいきすることが少なかったな、、、
また生活を支援するということは、下手したらその人のほぼ一生を伴走するようなお仕事です。もちろん、一生その部署にいることはないんですが。
ある程度ゴールがあるプロジェクトをやりきるというのと、また違うやりがいもありしんどさもあるそんなお仕事でした。
ちょっと着地点を見失いましたが、こんな感じの社協時代でした。
資質が弱みになりがちで自己嫌悪の負のスパイラルに陥りパフォーマンスが向上しない、そんな日々でした。。。
じゃあ、今はどうなんでしょうか!?ってところで、
次回のブログは、
上山に移住して地域おこし協力隊として活動してきましたが、
僕の資質は強みに活かせているのか、弱みになっているのか見ていきたいと思います!
それでは今日も1日がんばりましょうー!
ふくお。
2018.10.7.7:00~10.9.7:27